透析中止について
- | comments(2) | - | ちゃこ |
もう亡くなりましたが クリニックに
通称<死にたいさん>って女性の患者さんがいました。
私とは部屋も違うのでお話したことはないですが
更衣室ではよくお逢いしました。
ある日から<死にたい>となり透析にも来なくなり…
そのつどスタッフが自宅まで迎えに行ったりと何回かありました。
近くに住む弟さんにも協力してもらいましたが
本人の頑な意志が強くあきらめました。
それが何日かたったころ弟さんを通じて病院に行きたいと…
クリニックで手配しましたが
毒素が体中にまわり苦しんで亡くなりました。
こんなに拘束されるなら<死んだ方が楽じゃないか…>なんて
考えますよね
皆さんさんにもあると思いますが
<死にたいさん>の場合は <死にたい!!> <死にたい!!>ってよく言ってました。
もう口癖でしたね それで名前が<死ぬたいさん>になりました。
クリニックでは年に1回アンケート様式で
終末期になって…例えば胃ろうしますか @してほしくない @してください
@まだ分からない の三通りあり〇をつけます。
去年はしてほしくないって答えても…今年はしてくださいに変わります。
コロコロ気持ちは変わっていきます。
私は終末期になったら…透析中止をお願いします。
安楽死を望みます。
許されるのなら モルヒネ投与をおねがいしたいですね
あと交通事故 自殺は家族に迷惑かかるし…
苦しまないで死ぬ方法ってなんだろう
本当に考えますね
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そういう方は、やっぱり「うつ症状」なのかしら...
生きている喜びがなかったのかしら...
私は生きたいから透析を受けているんだし
そもそも透析を「拘束」と考えたことはないんですよ。
でも、そうそう、ちゃこさんの
「終末期になったら…透析中止をお願いします」
「安楽死を望みます」には
「私も!」と言いたいですね。
それは、いつ訪れるかわからない時のことだから
相棒には何度も伝えてあります。
とりあえず今は、透析のおかげで生きていられる、
今日も食事を美味しく食べられることを感謝していますよ♪